丸山稔一院長ブログ | 東京 | 西日暮里 | 丸山オステオパシー治療院

東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

顎に不安を抱え、口が大きく開けられない!顎関節症

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長年、顎に不安を抱え、最近では大きく口を開けられないと訴えて来院されまた。

 

ここで顎関節について少し話をします。顎関節は口の下の部分の下顎骨という骨が、耳の穴が開いている骨である側頭骨につながり関節を作っています。側頭骨は頭蓋骨の一部です、しかも脳神経が12種類あるうちのかなりの部分が側頭骨を横切りますから、頭蓋オステオパシーの治療を行う上でも非常に重要な骨です。

 

 

又、脳神経うち心臓、肺、あるいは内臓の半分ぐらいを支配している迷走神経が側頭骨と後頭骨の間から出てゆきますので、内臓の治療をする場合でも見逃すことのできない骨なのです。

 

 

頭蓋治療、内臓治療をするときも顎関節は見逃すことのできない関節です。顎関節を治療するときは全体の骨格構造の検査、そしてオステオパスがやるべき範囲かまた歯科医に託すべきかをよく見極めてから行います。

 

 

今回の患者様についてもオステオパシー検査で全身を調べたところ、腰椎に動きの悪さが見つかりました背骨の動きの悪さも顎関節に影響を与えます。

 

 

顎関節を安定させるために口の中に4つの靭帯がついています。そして、顎関節を動かす為についてる筋肉も4っついていますので、靭帯・筋肉もすべて調べる必要があります。

 

 

今回の患者様のケースは顎の問題としては比較的軽症でした。腰椎の動きを回復させ、口の中にある固くなっていた靭帯を緩めせました。この治療で長年大きく開けられなかった口が大きく開けられるようになりました。

 

顎に不安を抱えている方、一度オステオパシー施術を受けてみてはいかがでしょうか?懇切丁寧に説明致します。

 

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