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丸山稔一院長ブログ | 東京 | 西日暮里 | 丸山オステオパシー治療院

東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

【頭蓋オステオパシーについて】頭(頭蓋)は 1分間に10回位のリズムでゆっくり動いている

頭(頭蓋骨)は動くの?

答えは動きます。それも確実に24時間休みなく生まれてから死ぬまで常に動き続けています。 1分間に10回位のリズムでゆっくり動きます。

 

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皆さまこんにちは、丸山オステオパシー治療院の院長丸山稔一です。今回は頭蓋オステオパシーについて簡単にお話ししたいと思います。頭蓋骨の治療は一般的には少し神秘的に思われるかもしれませんね、現在の医学でもお医者さまは頭が動いているとは考えてはいないようです。

 

この頭の動きに着目したのがアメリカ人のサザーランドという先生がなんと今から100年以上前にに着眼しました。オステオパシーの創始者のATスティルの弟子であったサザーランドは頭蓋骨を観察しているときに側頭骨(耳の穴が開いている骨)が魚の鰓のように見え、この形には何かの意味があるに違いないと発想したと言われています。

 

そのことを師匠のATスティルに相談すると、ステイルは「それを掘り下げろ」つまり踏み込んで研究しなさいと言ったといわれています。

 

その言葉に従いサザーランドは頭蓋について徹底的に研究しました。数々の中傷にあいながらも最終的には頭蓋は動いていることを証明し、かつ頭蓋治療の原理を開発しました。サザーランド先生以降、頭蓋オステオパシーは数々の先生方によってさらに進化され現在に至っています。

 

今では頭蓋領域の施術はオステオパシーの重要な一部です。頭蓋の動きはイメージとしては頭蓋骨の骨のゆっくりとした膨張と収縮の動きです。その動きはとても小さく5ミクロンと言われています。

 

脳の中心部に脳室という分部があります、その脳室の中にさらに小さな脈絡叢という器官があります。心臓から脳に送られてきた血液が枝分かれしてこの脈絡叢に入ってきます、ここでは血液中の糖質分だけが抽出されます。この抽出された液体は脳脊髄液といいます、脳脊髄液は無色透明であり脳と脊髄神経の栄養素になります、つまり人間が生きるためには欠かすことのできない極めて重要な液体なのです。

 

例えば交通事故やスポーツ時の激しい障害。又出産時の激しいいきみなどで時として硬膜が傷つき中を循環している脳脊髄液が外に漏れるときがあります。これを脳脊髄液減少症という病名が付きます、この疾患は激しい症状が現れます。例えば頭痛、頸部痛、聴覚過敏、全身倦怠感、めまい、吐き気、自律神経症睡眠障害などです。これらの症状はとても激しく耐えがたいつらさです、時として悶絶するぐらいと言わています。

 

つまり脳脊髄液が脳とそれを覆う硬膜の間に必要量満たされていないと健全な健康が維持できないことを意味しています。この生命維持にかかわる脳脊髄液は脳だけでなく背骨の中を通る脊髄神経の中を通りさらに体の隅々に至る抹消神経の中も通っていきます。全身の脳脊髄液を集めると約200㏄あります。

 

全身に脳脊髄液がいきわたる為には頭蓋骨の動きが不可欠なのです。本来はきちんとした動きがある頭蓋骨ですが色々な原因で動きが悪くなることがあります。頭蓋骨の動きの中心は蝶形骨と後頭骨の接している部分です、ここを蝶形後頭底といいます。

 

第一にこの蝶形後頭底が動きが悪くなることがあります。二番目の原因は頭蓋骨にはいくつかの骨がかみ合いながらドーム状の頭蓋骨を形成していますが、各々の骨が接している部分(縫合)が固着することがあります。第三として脳を覆ている硬膜が硬くなることがあります。

 

これらが代表的な原因ですがほかにもいろいろな原因があります、頭蓋ではなく頸椎や骨盤なども原因になることがあります。頭蓋骨の動きが悪くなることで例えば頭痛・片頭痛を初め、内臓の不調などなど体中に特定できないほどの不調が出てきます。

 

頭蓋骨の骨ごとに症状も変わってきます、例えば頭の一番上の意ある骨(頭頂骨)の機能障害は耳炎・耳管・失語症失読症など頭の横についている骨(側頭骨)では聴覚に関係する症状。嚥下など頭の後ろについている骨(後頭骨)では目まいなどそれそれ脳の機能に関連する場所にある頭蓋骨の動きが症状に関連してきます。関連する症状についてはこれ以外にもたくさんあげられます。

 

私はオステオパシーを始めるきっかけはこの頭蓋治療に対する興味からでした。何しろ動きがとても小さくそれを正確に感じることが最初はとても難しいです。そして次にどこが悪いのかを診断するのも大変でした、それらが正確にわかると確信できたのはフランスの頭蓋教育の第一人者のアラン・リニオン先生の授業をうけてからです。

 

日本での教育も大事な基礎的なことは習いましたが、きちんと結果が出る様になったのはフランスでの教育以降です、微妙な動きを正確に診断することそれに合わせた正確な施術をすることによって以前とは比較にならないほどの効果が出てきます。

 

頭痛・片頭痛を初め説明につかないような体の不調をお持ちの方は一度頭蓋オステオパシーの施術をお勧めします。

 

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