マラソンとオステオパシー(2)
早速、毎朝5時に起床し地元の町内を一周ることにしました。
それまでは朝五時まで飲むこともしばしばでしたから、変われば変わるものです。
最初は全く走れません、努力目標としては手前の電信柱から次の電信柱まで止
まらず走ることにしました。
電信柱で息を整えて又次にを繰り返し何とか町内一周しました。
毎日これを繰り返していくうちに一か月もすると一度も休まずに町内一周できる
ようになりました。
この段階で走ることにの爽快感を感じていました。
そんなある日,会社の先輩と昼食をとっているとき、たまたまその店に
日刊スポーツが置いてあり、その中に河口湖マラソン募集の記事が掲載され
ていました。
その先輩がやたらと乗りのいい人で結局一緒に申し込むことになりました。
走り始めてまだ二か月ほどしかたっておらず大会までは三か月しかありません
いまから思えば本当にむちゃくちゃな話ですが、5か月前は町内一周もできな
い人間がフルマラソンを走ることになったのです。
それからは毎日仕事もかえりみずひたすら練習しました。
たしか11月の最後の日曜日が大会でした、11月末の河口湖は本当に寒かったです。
大会では30Km位は何とか走りましたがあとはひたすらゴールまで歩き続けました。
言葉ではとても表せない肉体的なつらさを感じながら「二度とマラソンなんか走るもんかと」思いました。
結局5時間30分位でゴールしました。
以降(3)に続きます。