丸山稔一院長ブログ | 東京 | 西日暮里 | 丸山オステオパシー治療院

東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

50代男性【問診と全身検査が重要なワケ】左肩の激痛

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皆さまこんにちは、丸山オステオパシー治療院の院長 丸山稔一です。

 

今回は左肩痛の患者様のお話をいたします。

 

50代男性

1ケ月前から左肩に痛みがある

激痛がしてよく寝られない日々が続きているとのことです。

 

又今回のメインテーマは

 

問診の重要性

 

についてです。                     

 

オステオパシー施術の特徴は

今起きている現象にとらわれ過ぎないということです。

 

もちろん

症状として起きている肩の痛みをとることを目的にしますが、肩の周辺のみにとらわれ過ぎないということです。

 

当院では

初回の施術にかかる所要時間は

カウンセリングも含め90分程度です。

 

全身をよく診る事、

そして

過去にどの様な病気になったことがあるか。

 又、

怪我をしたことがないか。

手術をしたことがないか。

 

時間をかけて問診をしていくことが原因を特定していく上で

とても重要になってきます。

 

今回の患者様にもじっくり問診をしていきました。

 

4年前に頸椎ヘルニアの手術をしている。

左耳の聞こえが悪い、又耳鳴りが何年も前から続いている。

 

さらに

 

20年前にに左足首の靭帯を断裂してしばらくギブス固定をしていたことがある。

 

等々、重要なお話を聞くことができました。

 

もちろん

 

問診で得た重要な情報を鵜呑みにせず、

改めて全身のオステオパシー検査を行っていきました。

 

オステオパシー検査の精度が上がってくると、

肩痛の場合、

肩の関節に問題があるのか、

又肩の周囲以外に原因があるのかを識別することができます。

 

今回のケースの場合

肩の周囲には問題がないことが分かりました。

 

今回問診で得た情報を整理しすると、

古い順番から

 

1)足の靭帯の損傷

2)難聴と耳鳴り

3)頸椎ヘルニア

4)肩痛

 

の順番になっています。

 

オステオパシー独特の考え方で

上方チェーンと下方チェーンという考え方があります。

 

これは

 

障害が下から上に伝わっているのか、

上から下へなのかということです。

 

この考え方を参考にしながら足首の状態を調べてみると

 

脛の外側にある腓骨という骨の動きか悪くなっていることが分かりました。            

 

オステオパシー検査では

左股関節の動きの悪さも発見していましたので、

腓骨の治療をした後もう一度股関節の動きを確かめてみるとスムーズに動きました。

 

これは

 

足首の機能障害が上方に伝わるパターンだ

ということになります。

 

腓骨の施術・胸膜

そして肩の神経に間接的にかかわっている翼口蓋神経節(口のなかにあります)の施術をすることによってこの患者様の肩痛は改善しました。

 

最初に

機能障害があった腓骨の施術をしなければ肩の痛みは改善しなかったと思われます。

 

 

複雑な機能障害ほど

しっかりとした問診と

オステオパシーの全身検査が

問題解決のキーになってくるのです。

 

今回は問診と全身検査の重要性をお話させて頂きました。

 

なかなか治らない肩の痛みがある方は

一度オステオパシー施術を受けることをお勧めします。

 

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【腰痛と腎臓の関係】長年腰痛で悩んでいる方は オステオパシーの施術をお勧めいたします。

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こんにちは

丸山オステオパシー治療院の院長 丸山稔一です。

 

今日は腰痛と腎臓の関係をお話しします。

 

腰痛はとっても多い障害の一つです、腰痛の経験がない人は

誰一人いないのではないでしょうか?

 

先日、40代の女性

数か月間、腰痛が収まらない方が来院されました。

 

特徴がお尻の上の方と、太ももの外側の神経的な痛みが継続的にあり、

最初は寝起きが特に痛かったが、最近は体を動かす時も痛みを感じ、

足にシビレも走るということでした。

 

どこの痛みでもそうですが、腰の痛みについても様々な原因があります。

 

背骨の動き、骨盤の動き、腰の周辺に着いている筋肉の問題など。単純にシンプルな原因でもさまざまで、又頭蓋の動きが原因のときさえあります。

 

そして

 

絶対に見逃してはいけないのが内臓の問題です。

 

そして

 

腰痛についてはいつ痛いのか?

 

例えば

体を動かすときに痛い、

何もしなくても痛い、

夜寝ているときに痛い、

又朝目が覚めるときが一番痛く動き始めると痛みが和らぐ。 

 

など

 

痛みの出方によって着目するところが違ってきます。

 

特に

寝起きが一番痛い時には内臓は必ずチェックする必要があります。

 

又、

複合型で関節の機能障害にこの内臓の問題が合併したものもありますので

 

単純なものばかりではないの気を付けなければなりません。

 

寝起きの痛みはなぜ

内臓をしらべる必要があるのでしょうか?

 

背骨の中には多くの血管が通っています。

もちろん使い終わった血液は静脈から心臓に戻っていきますが、何らかの原因で静脈に対して排液が滞ると寝起きに腰が痛くなります。

 

腰の骨の静脈を要静脈と呼んでいます。

ここに腰静脈は左の腎臓の静脈に合流します、

 

この左の腎臓が何らかの原因で少し下垂したり、あるいは後ろに行ったりすることがあります。

 

そうなりますと

要静脈の位置が変わりそこに合流する腰静脈の排液が悪くなるのです。

 

このような場合大半のケースで起きで体を動かすと排液が始まり痛みが消えます。

 

今回の患者様もオステオパシーの全身診断をしたところ、

 

胸椎の12番の動きの悪さと、

左肝臓の固着があることが分かりました。

 

胸椎の12番もお尻から太ももにかけて痛みを起こす神経に決定的に関係がある個所です。

 

今回の治療は動きの悪くなっていた胸椎12番の動きを回復させる事。

 

そして後ろに固着していた腎臓を元の位置に戻し、腎静脈のたるみをなくし腰の静脈の

 

排液を回復させる事です。

 

この施術で数か月続いた腰痛はほぼ回復しました。

 

腰痛の治療はただマッサージしたり、背骨をポキポキするだけではありません。

 

よく原因を追究することが肝要です。

 

長年腰痛で悩んでいる方はオステオパシーの施術をお勧めいたします。

 

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【あなたの首の痛みはどこから来ている?】何年も首でお悩みの方、全身のオステオパシー検査をお勧めします。

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皆様こんにちは、

丸山オステオパシー治療院の院長 丸山稔一です

 

 

今日は首の痛みについてお話致します。

 

50代女性 3年間続く首(頸)の痛みを主訴

に来院されました。

 

 

まずは、人間にとって首の役割とはどのようものでしょうか?

 

オステオパシーでは

  • 頭をあらゆる方向に動かす必要がある(可動性)
  • 頭をある位置で一定にしっかりと保たなくてはならない(固定性)

 

 

可動性と固定性という相反する二つの役割を首は持ち合わせています。

 

つまり

 

頸椎は常に2つの役割をもつため、他の椎骨より

過酷な条件で働いています。

 

そういった理由から痛み易く、首の痛みを訴えて来院される方がとても多いです。

 

又、脊柱全体のどこかに動きの悪さがある場合、頸椎はその動きの悪さを代償する性質をも持っています。

 

過酷な条件で働き

且つ

脊柱の代償もしていますから余計に痛み易いのです。

 

今回の患者様も

痛くなり始めて3年経過し、色々な医療機関に行っています。病院・接骨院・整体・鍼灸など、どこに行っても

痛みがぶり返してしまうそうです。

 

 

今回も全身のオステオパシー検査からはじめました。

 

よく機能していない(動きの悪い)箇所が3か所見つかりました。

  1. 右の骨盤の動き
  2. 内臓の上行結腸の動き
  3. 胸郭の動き

 

 

オステオパシーは手当たり次第に施術しません、何故首に痛みが出ているのかをよく考えてから施術の手順を決めていきます。

 

 

胸郭を動かしているのは主に横隔膜です、又補助的にいくつかの筋肉が働いています。補助筋の一つが頸の横についている斜角筋という筋肉です。もし頸の痛みが有った場合は胸郭の動きは必ず診なければなりません。

 

 

次は何故、胸郭の動きが悪くなったかをさらに調べていきました。

 

動きの悪い上行結腸を押え胸郭をもう一度押してみると、胸郭がかなり柔らかくなりました。

 

つまり

内臓のつながりで胸郭の動きが悪くなっている事が分かりました。

 

 

順番としては上行結腸と心膜横隔膜靭帯を施術してさらに胸椎の施術をしました。

 

結果として2回の施術でほぼ回復しました。

 

現在はメンテナンスの意味で月に一回来院していただいています。

 

 

オステオパシー施術は首が痛いと言っていきなりポキポキしたりはしません。何故なのかをよく考えます。

 

何年も首でお悩みの方、一度オステオパシーの施術をおすすめいたします。

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50代女性【主訴:手の感覚の鈍さ】でしたが、包括的なオステオパシー検査で→側弯(そくわん)など様々な発見あり!!

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皆さまこんにちは。 丸山オステオパシー治療院の丸山稔一です。

 

今日は「手の感覚の異常が主訴」の患者様のお話しをいたします。

 

1年半前から

手の先、特に手の甲に部分的な感覚の異常

を覚えているとのことでした。

 

時間をかけてじっくり問診をすると

手の感覚異常のほかにも

 

1)常にギックリ腰の不安を抱えている。

2)股関節の外れる感じがいつもしている。

3)いつも疲れていて疲労感が抜けない。

4)尿漏れが時々ある。

 などその他にも小さい症状を複数お持ちでした。

 

 

主訴はあくまでも手先の感覚異常ですからこの症状を軽くすることが第一です。

 

一方、主訴に隠れているその他の症状をお聞きすると多くのヒントがあることが分かります。

 

西洋医学オステオパシーの差は、

まさにこの現象をどうとらえるかにあると思います。

 

西洋医学的には手先の神経に焦点を当て、レントゲン検査で頸椎や手先の異常がないかの結論を出すことが多いように思います。

 

この患者様ももちろん病院に行かれ頸椎のレントゲン検査・あとは脳梗塞の有無を確認する為にMR検査もされています。

 

その結果。

 

第7頸椎の椎間板が薄なることによる神経障害だと言われたそうです。

 

しかし、頸椎の牽引治療や投薬をしても一向に治らないとのことです。

 

確かに頸椎は腰椎に次いでヘルニアが出やすい部位です。

 

脳梗塞の症状の一つで手の感覚異常が起こることもありますから、念のための検査は絶対に必要です。

 

それらの検査を済まされていますので、じっくりとオステオパシー検査をしました。

 

局所的な部分に限定して検査する西洋医学と違い、オステオパシーは包括的に現象をとらえていきます。

 

西洋医学・・・・・・局所的

オステオパシー・・・包括的

 

まず大きな発見は軽度ですが、

背骨に側弯(そくわん)があることが分かりました、

次に骨盤に大きな動きの悪さ位置の悪さを見つけました。

又、背骨を軸として上半身全体が左に捻じれていました。

又、そのねじれに合わせる様にして右の鎖骨の動きが悪く

その鎖骨の下にある少しだけ鎖骨を動かすために付いている

鎖骨下筋という筋肉がとても硬くなっていました。

さらに右側の肋骨の上側がとても動きが悪くなっていることが分かりました。

 

 

これらの診断でギックリ腰の不安や、股関節の違和感の理由も推測できます。

 

思うに

幼いころ(主に10歳で発症することが多い)に突発性の側弯が発症していた。それが積み重なり骨盤の動きの悪やを作り常に体が左にねじれを起こしていた。

そのことにより鎖骨、肋骨の偏りを動きが悪くなった

と推測されます。

 

手の感覚と運動神経は頸椎が出発点です、その後首の横・鎖骨の下・肋骨の上部を通り

わきの下に入り最終的には指先にまでめぐっています。

オステオパシー施術はなぜかをよく考えて行います。

 

 

今回のケースでは側弯がある患者様なので要注意でした。

曲がってしまった側弯を手技で真っすぐすることはできま

せんが、動きを回復させることはできます。

 

 

① 骨盤を安定させ背骨の動きを改善させること。

② 動きの悪い鎖骨・肋骨をできるだけ可動させること。

③ (上記の施術を行い)手の神経の伝達をできるだけス ムーズになるように改善させました。

 

この患者様の場合は3回の施術でほぼ感覚は元に戻りました。

 

なかなか治らない手先の感覚異常で悩まれている方は

一度オステオパシーの施術をおすすめします。

 

www.maruyama-osteopathy.com

 

 

ウェブサイト更新しました。

 

2月のウェブサイト当院を訪れる患者様の主な症状

トップ5を更新いたしました。

 

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筋骨格系 オステオパシー

第1位 膝の痛み

第2位 顎の痛み

第3位 背部痛

第4位 尾てい骨の痛み

第5位 足首の痛み

 

内臓系 オステオパシー

第1位 尿漏れ・頻尿

第2位 便秘

第3位 過敏性大腸症候群

第4位 生理不順

第5位 前立腺炎

 

頭蓋 (神経系)オステオパシー

第1位 自律神経失調症

第2位 眩暈・耳鳴り

第3位 手の痺れ・感覚異常

第4位 頭痛・偏頭痛

第5位 チック症

 

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50代女性【オステオパシー的ダイヤフラムという考え方】病院では更年期障害と診断!!顎・心臓のどきどき感・頭の締め付け感。同時多発機能障害??

f:id:maruyama-osteopathy:20180307233254j:plainこんにちは丸山オステオパシー治療院 院長の丸山稔一です。

 

今日は同時に多くの問題を抱えている患者様の例をお伝えします、実際このような患者様がとても多く少しでも参考になればとと思っています。

 

50代の女性

主訴は顎の痛み、半年前に一度ガクット音がしてから継続的に顎の違和感を感じ

ているとのこと。

 

オステオパシーは問診を大事にします。

病院のように検査機器や血液検査をしませんからより慎重にお話を伺います。

問診を進めていくと、数年前から更年期障害の症状があちこちにでているとのこと。

 

例えば吐き気がしばらく続いたり、

頭や首が外側からギューっと抑えられたような感じになったり。

又、少し緊張すると心臓がどきどきすることも多いそうです。

 

もちろん医学的検査は受けられています、頸のこわばりは整形外科。

心臓のどきどき感については循環器科で心電図をとっているが異常は認められない

とのこと。

頭の違和感、気持ちの悪さについては念のために脳の検査をしてみたが何ら問題ないと言われている。

 

病院では総合的な診断として更年期障害の症状といわれ

それ以来継続歴に漢方薬を飲んでいるそうです。 又病院から勧められたプラセンタも続けているとのことでした。

 

確かに更年期障害に対しては漢方は有効だと思います、決して否定されるものではありません。

 

しかし一向に症状が変わらないということは他に原因があると考えたほうが合理的です。

 

早速、オステオパシーの総合的な診断を始めました。

調べてみると本当にいろいろと悪い箇所が浮かびあがってきました、

顎関節、頭蓋骨の動き、胸郭、左腎臓の固着、骨盤など確かにこれだけ機能障害があればどこに症状が出てもおかしくないです。

 

オステオパシー診断で全身の複数の機能障害があった場合はどう関連があるかを論理的に考えていきます。

又、その結論に従いどこから施術を始めるかがとても重要です。

 

目についた悪さをやみくもに手当たり次第に施術することはしません。

 

原因を追究するやり方はいくつか方法がありますが、

今回気づいたのはほとんどの機能障害が左側に出ているということです。

 

これはオステオパシーではダイヤフラムという考え方で解明していきます。

体の中は圧力があります典型的には胸郭です、胸郭は肺を膨らませる為に息を吸うと

陰圧になり、吐くと陽圧になります。肺が自動的に膨らむことができないので陰圧と陽圧が交互になっています。

又胸郭とは違う独立した圧力を持つ組織が頭蓋と骨盤です。

 

特徴としてそれぞれの独立した圧力はどこかで機能障害があるとすべて同じ側に圧が高まるという生理的な現象ががあります。

 

今回の患者様は全ての左側の圧が高まっていました。

次に一番初めはどこかという検査をしてみると、頭蓋の内圧だとわかりました。

 

おおもとの原因が頭蓋骨をわかりましたから、内圧を高めていのは小脳テントというところです。

 

最初は頭蓋を全体的に動きの改善を行い、次に部分的に小脳テントが付着している所を重点的に施術しました。

 

再度全身のダイヤフラムを検査したところ左側に偏っていた圧力がほぼ均等になりました。

 

圧の均等化をはかった上で次に主訴である顎関節の施術をしました、悪かった場所が関節を固定している靭帯が4つあるうちの一つで茎突下顎靭帯と呼ばれる部分が大変問題を起こしていました。

顎関節の生理的特徴は体全体のバランスの悪さを顎関節が引き受けることにあります。

特に顎関節を施術する場合はこの原理を念頭に置かないとなかなか上手く行きません。

 

 

 

初回の治療はここまで行いました。

 

 

次に2週間後にもう一度来院していただき胸郭の治療

と全身の自律神経を統合する施術を行いました。

 

結果的には3回の施術で顎・心臓のどきどき感・頭の締め付け感は解決しました。

まだ若干首の問題は残っていますが、最初と比べれれば全然違うと喜んでおられました。

 

一般的に体のあちこちに症状が現れ病院では更年期障害自律神経失調症と診断され、

漢方やサプリなどを飲んでもなかなか改善されない方は一度オステオパシーの施術をお勧めします、病院ではなかなか見つからない問題が見つかるかもしれません。

 

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50代女性【もしかして心臓に問題が?】全身だるい⤵︎ 呼吸浅い⤵︎ 心臓ドキドキ⤵︎ 頭重苦しい⤵︎ 

こんにちは丸山オステオパシー治療院 院長の丸山稔一です。

 

久しぶりのブログです。

 

昨年の春に私が現在でも在校しているフランスのオステオパシー学校から先生の一人であるフィリップ・ブルディーノ先生が来日され、卒後教育に一環で

「自律神経系の治療」のセミナーを開催されました。

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当院にも以前から自律神経系に問題がある方が多く来院されていましたので

大変興味深くセミナーに参加いたしました。

 

ブルディーノ先生はオステオパスとしてのキャリアも長く治療家としても有名な方でありますが、現在ではオステオパシーの研究者として生活されています。

 

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その時のセミナーでは自律神経系の症状の特徴やその原因、そしてその解決手段など

まさに現実の臨床に有効に生かせる内容でした。常に自律神経系に問題がある患者様に触れていましたので大変参考になりました。

 

 

 

一言で自律神経と言っても示す範囲が大変広くつかみどころがない方も多いのではないでしょうか。又、病院に行かれ特段検査でも異常がないと言われ、でも明らかに症状がある方は自律神経失調症といわれた方も多いと思われます。

 

 

そのような方がどこの病院に行っていいかわからず、ドクターショッピングを繰り返される方も多いと推測されます。

 

 

自律神経の問題がある場合は血液検査や心電図などの器械的な検査で診断できるものではありません、しかし症状がとても特徴的です。

 

 

交感神経が機能亢進の特徴的な症状

・怒りっぽい、イライラしている、神経質

・孤独を嫌う

・便秘がち、ストレスによって発汗

・涙の分泌が少ない、口が乾く

・過度の緊張状態、頻脈(心臓がどきどきする)

・頻尿

・なかなか寝られない

・女性は冷感症  男性は早漏気味

 

副交感神経が機能亢進の特徴的な症状

・夜と同じように昼も寝る傾向

・手掌や足裏に過剰に汗をかく

・青白い顔、皮膚疾患がある

・胸やけと消化不良を起こしがち

・下痢と便秘を交互に繰り返す

 

典型的な例を挙げましたがこれらに関連するいろいろな症状があります。

 

 

先日50代の女性が20年来の全身のだるさ、呼吸の浅さ、頭の重苦しさを訴えられて

来院されました。

 

今までにいろいろな病院また鍼灸をはじめとする補完医療の治療も受けてきましたが

これといった改善は見られなかったそうです。

 

今回の患者様も症状をお聞きする限り自律神経のバランスを崩されている典型的

な方と診断しました。

 

もちろんオステオパシーの全身診断をした結果、自律神経のアンバランスと

心臓を覆ている心膜という組織に付着している横隔膜心膜靭帯がかなり硬くなって

いることが分かりました。

 

自律神経の交感神経と副交感神経では神経が出入りする場所が違います。

副交感神経は後頭骨と仙骨。 交感神経は背骨の両側から出入りします。

ブルディーノ先生のテクニックは交感と副交感の出入り口を全体的に統合する

グローバルに治療します。

 

頭蓋の動き、仙骨の動き、横隔膜の動き、胸郭の動き

を全体的に調和させて自律神経のバランスをとる治療法です。

 

今回の患者さまにはまず、横隔膜心膜靭帯を本来の柔軟性を回復させること、

そして動きの悪かった胸椎の動きを回復させること。

そしてブルディーノ先生の全身テクニックを施術しました。

 

結果として3回の施術でほぼ完治しました。

本当にうれしい事だと思います、これからもブルディーノ先生のの全身テクニックを

使い多くの自律神経で悩んでいる方のちからになれればと思います。

 

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