丸山稔一院長ブログ | 東京 | 西日暮里 | 丸山オステオパシー治療院

東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

ゴルフのやり過ぎで肘が痛い(1)

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60代男性の患者様が来院されました。  

 

最近肘を曲げたり伸ばしたりすると電気が走るような痛みを感じると訴えられていました。  

 

初診時にいろいろとお話を聞くとゴルフが趣味で毎週のようにラウンドしているとのこと。  

 

最近はスイングにも支障が出ている様子。

 

  日常生活にも、大好きな趣味にも痛みか伴いとてもつらいとおっしゃいっていました。

 

  もちろん整形外科にも行かれレントゲン写真もとっていますが、特別問題なしといわれ、

 

  電気治療と湿布薬を続けているが一向に良くならないとのことでした。  

 

早速全身の診断からはじめどこに問題があるのかを推測をしながらくまなく調べました。  

 

この患者様はしばらく前に右膝の痛みで来院されていたことがありましたので

 

早速膝の状態を確認いたしました。  

 

膝の状態はもとには戻ってはおらず回復していましたが、

 

右の下肢をを上にたどっていくと、   右腹部に固着感があることを見つけました。  

 

又さらにその上に続く部分を見ていくと右肋骨の柔軟性が失われていることもわかりました。  

 

全身の診断の結果から右腹部から肋骨にかけての固着間が右肘の動きに負担をかけていると推測しました。  

 

まずは上行結腸の治療からはじめました、上行結腸は後方は腹膜とくっついています、  

 

また左側はトルト筋膜をいう部分に連結していますので両方ともに

 

本来のしなやかさを取り戻すようにしました。  

 

次に肋骨の治療です、この患者様の場合は肋骨の骨そのものが硬くなる骨内病変という状態だったので、

 

  骨そのものの柔軟性を回復させました。  

 

この二つの治療を終えたところで肝心の肘の動くはどうなっているかを

 

調べるために患者様に肘を動かしてもらったところ  

 

50%位は痛みは減っているとのことでした。   以降(2)に続きます。

 

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