受験生必見!なかなか点数が上がらない。頭蓋オステオパシーで集中力UP(2)
しばらくしてお母さまから、明らかに集中力が上がってきたと報告を受けました。
ここで少し専門的な話になるのですが、頭蓋骨は1分間に約10回ほど
ごくわずかに大きくなり、またもとの大きさに戻ります。
これは脳神経の一つのグリア細胞が自動的に大きくなったり、もとに戻ったりする動きです、
なぜ動くのかはとても難しい話なので、ざっくり言うと人間が健康で生きるために欠かせない
動きなのです。
グリア細胞のゆるやかな膨張ができるのは頭蓋骨のしなやかさがないとできません。
彼は頭蓋骨の一部の後頭骨の動きが少なかったため全体の動きが悪くなっていたと思われます。
彼のように明らかに頭蓋骨の動きが悪いケースはもちろん、
ものすごく頭を使う時、又すごい量の暗記をした人は脳の前頭葉をフル稼働させています
これは同時に大量の血液を脳が消費しているともいえるのです。
新鮮な酸素は血液にのって脳細胞の一つ一つに運ばれて行きます。
又、使い終わった血液は静脈として心臓に戻ってきますが、脳にある静脈の多くは
脳を覆っている硬膜にへばりついています。
つまり硬膜のしなやかさがなってくると静脈の廃液に影響を与えてしまいます。
これを硬膜の線維化といいます。
前頭葉をフル稼働させれば硬膜にも影響をあたえます。
又長時間机に座ってれば、肩、首の筋肉もこわばってきます。
実はこれらの筋肉は頭蓋骨までくっついているものもありますので
さらに頭の動きに悪影響を与えてしまいます。
頭蓋骨の動き悪くなり、さらに使い終わった静脈の流れが悪くなった状態では
脳がうまく機能しなくなり集中は低下しまいます。
頭をフルに使いながら、一日中机に向かっている受験生をお持ちの子お母さま、
一度、頭蓋の治療を受けされてみてはいかがでしょうか。
いきなり偏差値を上げる事はできませんが、問題が見つかれば
持っている力を発揮できるようになるでしょう。