丸山稔一院長ブログ | 東京 | 西日暮里 | 丸山オステオパシー治療院

東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

【腰痛と腎臓の関係】長年腰痛で悩んでいる方は オステオパシーの施術をお勧めいたします。

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こんにちは

丸山オステオパシー治療院の院長 丸山稔一です。

 

今日は腰痛と腎臓の関係をお話しします。

 

腰痛はとっても多い障害の一つです、腰痛の経験がない人は

誰一人いないのではないでしょうか?

 

先日、40代の女性

数か月間、腰痛が収まらない方が来院されました。

 

特徴がお尻の上の方と、太ももの外側の神経的な痛みが継続的にあり、

最初は寝起きが特に痛かったが、最近は体を動かす時も痛みを感じ、

足にシビレも走るということでした。

 

どこの痛みでもそうですが、腰の痛みについても様々な原因があります。

 

背骨の動き、骨盤の動き、腰の周辺に着いている筋肉の問題など。単純にシンプルな原因でもさまざまで、又頭蓋の動きが原因のときさえあります。

 

そして

 

絶対に見逃してはいけないのが内臓の問題です。

 

そして

 

腰痛についてはいつ痛いのか?

 

例えば

体を動かすときに痛い、

何もしなくても痛い、

夜寝ているときに痛い、

又朝目が覚めるときが一番痛く動き始めると痛みが和らぐ。 

 

など

 

痛みの出方によって着目するところが違ってきます。

 

特に

寝起きが一番痛い時には内臓は必ずチェックする必要があります。

 

又、

複合型で関節の機能障害にこの内臓の問題が合併したものもありますので

 

単純なものばかりではないの気を付けなければなりません。

 

寝起きの痛みはなぜ

内臓をしらべる必要があるのでしょうか?

 

背骨の中には多くの血管が通っています。

もちろん使い終わった血液は静脈から心臓に戻っていきますが、何らかの原因で静脈に対して排液が滞ると寝起きに腰が痛くなります。

 

腰の骨の静脈を要静脈と呼んでいます。

ここに腰静脈は左の腎臓の静脈に合流します、

 

この左の腎臓が何らかの原因で少し下垂したり、あるいは後ろに行ったりすることがあります。

 

そうなりますと

要静脈の位置が変わりそこに合流する腰静脈の排液が悪くなるのです。

 

このような場合大半のケースで起きで体を動かすと排液が始まり痛みが消えます。

 

今回の患者様もオステオパシーの全身診断をしたところ、

 

胸椎の12番の動きの悪さと、

左肝臓の固着があることが分かりました。

 

胸椎の12番もお尻から太ももにかけて痛みを起こす神経に決定的に関係がある個所です。

 

今回の治療は動きの悪くなっていた胸椎12番の動きを回復させる事。

 

そして後ろに固着していた腎臓を元の位置に戻し、腎静脈のたるみをなくし腰の静脈の

 

排液を回復させる事です。

 

この施術で数か月続いた腰痛はほぼ回復しました。

 

腰痛の治療はただマッサージしたり、背骨をポキポキするだけではありません。

 

よく原因を追究することが肝要です。

 

長年腰痛で悩んでいる方はオステオパシーの施術をお勧めいたします。

 

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