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丸山稔一院長ブログ | 東京 | 西日暮里 | 丸山オステオパシー治療院

東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

20代女性 処方された薬を飲んでも便秘が治らない!!オステオパシーは体全体の緊張を緩めて改善!

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皆さまこんにちは、丸山オステオパシー治療院の院長 丸山稔一です。今回はオステオパシーから見た便秘についてのお話しをいたします。

 

昨年の11月ぐらいから急に便秘になり、市販の便秘薬を飲んでもなかなか効かないと20代の大学生が当院ホームページを見てご来院下さりました。病院に行ってレントゲン検査を受け、またエコー検査も受けたものの特別内臓の病気でもないと言われたとのことでした。

 

病院で処方された薬もあまり効果がないとのこと。便秘といっても原因はさまざまです。食事の問題、ストレスの問題、そして睡眠不足、運動不足など大きく区分され、それぞれのタイプに合わせて皆さまはそれなりに対処していると思います。

 

もちろん腸管系の疾患が原因の場合もありますから長い期間続く場合は一度病院で検査する必要があります。この患者様も一度病院に行かれ検査をしていますその結果内臓の疾患がないとわかっています。又、繊維の多い食事も積極的にとるようにしている、そして水分もしっかりとっているとのこと。

 

ただし、なかなか思うように出ない。最近ではお腹か張ってきてとても気分が悪く、いつまでこの状態が続くかと思うと憂鬱になり、とてもつらいとおっしゃっていました。

 

この様なケースではオステオパシーの施術が有効なときがあります

 

オステオパシーでは便秘をどのようにとらえていくかをお話しします。オステオパシーでは施術をパターン化はしません、なぜなら原因は人さまざまですからパターン化しようにもそれはできないのです。

 

但し便秘・下痢に関して言うなら少なくとも3点については必ず診ます。

 

  • メカニカルな問題

例えば骨盤の動き特に仙骨と腸骨の動き、腰椎の動き、結腸(大腸)の動きなどは最低限見てきます。骨盤については結腸が入っている入れ物として考えれば、入れ物が固まって動きが悪くなっていれば当然入っている腸管にも動きを与えづらくなってしまいます。

 

腰椎についていえば結腸にしても小腸にしてもそれをつなぎとめている膜があります。その膜が腰椎に言わばくっついているようになっていますのでこれも見逃せません。

 

そして大腸そのものの柔軟性も大前提です。収縮しすぎていれば便の通過が悪くなります。また緩み過ぎていれば大腸が柔らか過ぎて便をため込んでしまいます。

 

  • 循環系(血管系)の問題

大腸を支配している動脈・静脈はいずれも腸間膜という薄い膜の中を通過していきます、腸を健全に活動させるためには血液の力は不可欠です。従ってこの腸間膜も必ず検査します。

 

  • 神経系の問題

結腸を支配している神経は大きく分けて二つあります。活動を促す副交感神経の迷走神経、それに活動に抑制をかける交感神経の大内臓神経と小内神経。迷走神経は頭蓋骨の一部である後頭骨から出ます、そして頸椎の横を通り縦隔を通過しさらに横隔膜を貫いてから結腸についていきますので、後頭骨・頸椎・縦隔・横隔膜は要チェックになります。さらに抑制系の神経は背骨(胸椎)から出入りしますので、必ず検査します。

 

ざっというとこの3点については結腸に直接関係しますから最低限チェックします、

 

但しこれら3つがなぜ上手く働かなくなったかということが重要になりますので、それらの原因を見つけに行きます。

 

 

それを考えると体全体を調べる必要が出てきます。オステオパシーの施術はこういうことなのです。

 

 

これらの検査事項も学習と経験が蓄積してくると短時間で原因をみつけることができる様になります。今回の患者さまの全身のオステオパシー検査をすると骨盤の右側の関節の動きがとても悪く、又結腸を支持している腸間膜の一部が大変硬くなっていました。又迷走神経が出ている後頭骨の右側もあまりよく動いていませんでした。

 

 

一度後頭骨を緩め結腸を調べると少し改善しているものの決定的なものではありませんでした。

 

 

さらに検査を進めていくと子宮をつなぎとめている膜の一部が問題をおこし、これが腸間膜を下に引っ張っていたようです。子宮広間膜を施術すると結腸を支持している膜もかなり改善しました。

 

まだ少しだけ骨盤の右側の動きが悪く、右側全体の動きに影響を与えているようでしたので、骨盤の動きを改善させる施術を行いました。それにより腹部全体の緊張がとれたようです。

 

 

実際すべての施術が終わった直後に患者様はトイレに駆け込みました。

 

 

なんと久しぶりの快便だったようです。施術直後で腸に刺激が入った一時的な現象かもしれませんので、安定的に大腸が活動できるまで見守る必要があります。いずれにしても便秘改善のきっかけになったことは間違いなさそうです。

 

 

この患者様から後から改めてお話しを聞くと、看護大学の学生で国家試験を控え、昨年11月あたりから一日中腰掛、明らかに運動が不足していた、又右足を左足の上に交差させ足を組むことが多かったといていました。

 

どうやら原因はこの辺にありそうですね。

 

便秘でお悩みの方一度オステオパシーの施術を受けてみませんか。

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