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丸山稔一院長ブログ | 東京 | 西日暮里 | 丸山オステオパシー治療院

東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

50代女性 子宮筋腫といわれ、通院している病院からは手術を進められるが・・・

50代女性 症例 長患い 頭蓋オステオパシー 症例 - 頭蓋・神経系 子宮筋腫 セカンドオピニオン 硬膜 迷走神経

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皆さまこんにちは丸山オステオパシー治療院 院長丸山稔一です。

50代の女性がお腹が痛いと来院されました。一年前ぐらいから常にお腹が痛いと訴えて来院してきました。

 

 

じっくりお話を伺うと以前から子宮筋腫といわれ継続的に同じ病院に通院しているとのこと、筋腫は特段大きくなってはいない、筋腫との直接的な関係はないといわれている。しかし自分としては常に痛みかあるのでセカンドオピニオンを受けに他の病院にも行き検査を受けたが同じ結論だった、又もし痛みをとる為には手術しか他に手はないとまで言われたそうです。

 

 

ご本人としては原因もはっきりわかっていないのになぜ手術をして治るのか意味が分からず、不信感を持たれていました。事前にしっかりと病院での診断をうけて頂いていますのでオステオパシーの施術をやってみる価値はありそうだと判断し施術をお受けすることにしました。

 

 

又、15年にも及びご両親の介護をしていたためすっかり睡眠障害になっていること。また夜中に目が覚めるときは常に激しい頭痛を伴っていつことも問診でお聞きしました。これも診断に参考になりそうです。

 

 

早速オステオパシー的総合診断をいたしました。まず頭蓋診断をすると基本的な頭蓋の動きが極めて悪い、特に硬膜がカチンカチンの状態でした。あまりにも硬膜が硬いため頭蓋の診断を進めるため少しだけ硬膜を緩めてから他の動きを診てみると側頭骨の動きがほとんどみられないぐらいでした。

 

 

次に内臓のオステオパシー診断をすると小腸をお腹に固定している腸間膜が固着している、又結腸を固定している腹膜もとても硬くなっていました。さらに骨盤内にある子宮・膀胱も又骨盤の底を作っている骨盤隔膜もかなり硬くなっていました。

 

 

頭蓋骨から出ている迷走神経は肺・心臓・横隔膜・消化器の前半部分をコントロールします、特に消化器を活発に動かす副交感神経ですので内臓にとても大きく関係しています。又脳を覆っている硬膜は途切れることなく脊髄神経を覆い骨盤部にまで及びます。

 

 

問題が複雑に絡み合っている難しいタイプです。どうも頭蓋内の硬膜また側頭骨の切れ目から出でいる迷走神経に問題のキーがありそうです。

 

 

早速治療を開始しました、まずは十分に硬膜を緩めます。次に側頭骨の動きを回復させました。この段階で腸間膜、腹膜、骨盤隔膜の状態をみてみるとすでにかなり緩み始めています。

 

 

次には直接間膜、隔膜を施術しました。本当に体中にひどい緊張がありましたが最後には腹部もしなやかさを取り戻しました。推測の通り基本的には頭蓋の問題が長年蓄積し内臓の働きを弱くし間膜系を硬くした、また硬膜系の問題が骨盤隔膜を硬くし、もともとあった筋腫もありさらに骨盤内臓器の働きを悪くしたと考えられます。

 

 

この患者様は一回目の治療で腹部の痛みはほぼなくなりました。頭痛の治療も含め4回で施術は完了しました。

 

このケースにとても適したものといえるでしょう。本当に手術はしなくてよかったと思います。

 

改めて思います、もっと日本にオステオパシーが普及すれば救われる人は大勢いるのになと。

 

www.maruyama-osteopathy.com