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丸山稔一院長ブログ | 東京 | 西日暮里 | 丸山オステオパシー治療院

東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

50代男性 趣味ロードバイク 腰が猛烈に痛い!手術の日程が決まっている!かつてないほど◯◯の「ずれ」が・・・・。

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皆さまこんにちは丸山オステオパシー治療院の院長丸山稔一です。しばらく前の話なのですが忘れられない症例を紹介します。50代の女性がばね指を治すため来院していました、何回かの施術でばね指は改善していきました。

 

 

たまたま施術中にお兄様の話になりました。何年も前から腰痛持ちなのだが最近特にひどくなり、病院に行って薬を処方してもらっても、注射を打っても一向に良くならず、元来お酒が大好きなので痛さを紛らわせるため痛み止めの薬を飲みかつアルコールもガブ飲みしている。

 

 

時には頭が朦朧となり意味不明のことを言ったりしているとのこと。妹さんに対しても意味不明の罵詈雑言をはかれるので、彼女も精神的にまいっており、たいそう悩んでいるご様子でした。

 

 

病院では手術しかないと言われており手術の日程も決まっているとのことでした。妹様が一度兄を連れてくるので診てくれないかといわれました。

 

 

何度かブログでお話していますが腰痛といってもオステオパシーで対応すべきものと病院で対応すべきものがあります。組織が剪断しているもの、例えば重度のヘルニア、圧迫骨折、重度の狭窄症などはオステオパシーの施術では対応できません。

 

 

お兄様はすでに病院で診断を受けており、又お話をお聞きうる限りヘルニアが疑われますので当院でなくそのまま病院の方針に従うべきではと施術をお断りしました。

 

 

ところが何日かして突然お兄様を連れてきてしまったのです。来院された以上診ないわけにいきませんから、いつもの通りオステオパシー診断を行いました。

 

 

すると骨盤の一部に仙骨という骨があるのですが、この仙骨が「ずれ」ていました。今まで、かなりの数の骨盤を診断してきましたがこれほど「ずれ」ているものは見たことがありません。 イメージでいうと縦のものが横になっている感じ。

 

 

後から思えば、写真にとっておき教科書に乗せたいぐらいのものでした。ちなみにオステオパシーの用語には「ずれ」という単語はありません。他にも何ヶ所か機能障害は見つかりましたが、決定的なのは仙骨の機能障害なのは間違いありません。

 

 

オステオパシーでは仙骨の診断はとても重要に扱います、又診断もバリエーションが多くあるため難しいです。但し診断が確実にできればあとはテクニックを行うだけです。早速仙骨の位置を直し、仙腸関節の動きを回復させました。

 

 

この患者様は治療直後に劇的に回復されました。あれだけ痛かったのが全く痛くない、まさに狐につままれているようだと仰っていました。オステオパシー施術での回復は、基本的には施術後三日位から始まります。

 

 

なぜ施術後三日位からなのか?それは関節の動きの回復に後を追うように靭帯、筋肉などが順応を始める時間がかかるからです。またその順応が起きると血管の位置も改善し、血流が回復し免疫力が上がるからです。但しあまりにも機能障害が強くある場合、施術直後にいきなり回復する場合もあります。

 

 

もちろん後日決まっていた手術もキャンセルされたようです。

 

 

後日談なのですが、何故あそこまで仙骨が「ずれ」たのか?とても不思議に思い、改めて色々過去の病歴などお聞きすると、若いころから自転車のロードバイクが趣味で年中ロードバイクに乗り多い日には一日100km以上も練習することがあったとのこと。

 

 

これは推測ですがロードバイクのサドルはとても小さくかつ硬いものです。乗り癖があり仙骨の片方にに常に荷重がかかっていたのではないでしょうか。その仙骨に対する偏った荷重が何十年も積み重なればこそこのような「ずれ」が生じても不思議ではないですね。

 

この患者様はもし予定通り手術していても腰痛はよくならなかったでしょう。何故なら原因が違っているから。改めて症状を多角的に診断することの重要性を感じます。

 

 

病院に行っても治らない腰痛持ちの方、自分の骨盤は問題ないか不安な方、是非一度オステオパシーの診断を受けてみて下さい!下記ウェブサイトよりお問い合わせお待ちしております。

 

www.maruyama-osteopathy.com