丸山稔一院長ブログ | 東京 | 西日暮里 | 丸山オステオパシー治療院

東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

40代女性 自律神経の乱れか!?「首が絞められように苦しい!今すぐ助けて!」

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皆さまこんにちは、丸山オステオパシー治療院の院長の丸山稔一です。

 

 

夜中に突然目が覚め「首を絞められように苦しい」今すぐ助けて下さい!!とメールが入りました。夜中に布団から携帯でメールを送った様子です。緊急を要する事態なので翌日すぐに来院して頂きました。

 

 

自力では歩けずご主人に抱きかかえられて来られました、簡単に問診をすると何もしていないのに上半身がこわばり、特に首周辺がこわばり昨日の夜は首を絞められたように苦しくなった。また以前よりわけもなく冷汗が出ると訴えられていました。病院でも検査してもらい特別異常がないと言われたとの事でした。病院に行って検査をしていただいていますので重篤な病気でないと推測できます。

 

 

従ってオステオパシー施術がしやすくなります。患者様は起き上がることもままなりませんので、寝た状態でできる診断を行いました。首・胸・背中と症状の出ている部分を調べても特別に問題はないようです。

 

 

何もしないのに冷汗が出たりするのは、典型的に自律神経のアンバランスの現れと推測して自律神経にかかわる部分の検査をした所、尾てい骨に激しいゆがみがありました。そこで「昔、何か尾てい骨を打ったことがありませんか?」とお聞きしたら若いころスキーが大好きで何回も尻もちをついた経験があるとのこと。

 

 

自律神経には交感神経と副交感神経の二種類あります、背骨の内側の左右に交感神経節という神経の中継点があり、上は胸椎から下は尾てい骨までつながっています。一番下にある尾てい骨に左右の交感神経が一つに合流します。

 

 

そこで尾てい骨周辺の硬くなっている靭帯を緩め、さらに動きのかなり悪くなっていた尾てい骨と仙骨の間の関節をゆっくり動くようにしました。とてもデリケートな部分なので慎重にかつゆっくりと時間をかけて施術していきました。

 

 

なるべくゆっくりと施術していると、途中から背中から首にかけてこわばり感が緩んで行くのが分かりました。もちろん尾てい骨だけでなく自律神の関係する分部の治療を何か所か行いました。

 

 

施術後しばらくぐったりとしてすぐには動けないない状態でしたので、何もせずしばらく寝ていただきました。20分程休んたあとはすっきりした様子で自力で歩いて帰ることができました。

 

 

後日改めて来院されたときは絞めつけられるような首の違和感はすっかりなくなったといっておられました。自律神経の乱れはいろいろな症状が出てきます。思いあたる方がいらっしゃいましたら一度オステオパシーの施術を試してみませんか?

 

 

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丁寧にご回答致します。

 

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