丸山稔一院長ブログ | 東京 | 西日暮里 | 丸山オステオパシー治療院

東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

オステオパスの手を作る学校 スティル・アカデミィ・ジャパン

 

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こんにちは 丸山オステオパシー治療院   院長の丸山です。今日はとても気温が高いです、昨日も晴天でしたしそろそろ梅雨明けかもしれませんね。  

 

 

現在私はフランスに本校があるスティル・アカデミィ・ジャパンというオステオパシー学校に通っています。早いもので現在4年目を向かております。今までは筋骨格系のストラクチュアテクニックを行ってきましたが  これから4年生の後半・5年生・6年生と内臓、又頭蓋へと重心を移していきます。    

 

 

この学校は医療系の資格者を対象にして6年間行われます。大変長期にわたって教育が行われ、卒業した時点でオステオパス(治療家)として自立できることを目的にしています。  

 

 

何故これほど長期にわたって行われるのでしょうか?それはオステオパス(治療家)の手を作るには大変時間がかかるからです。授業で教わったことを形だけ真似をして実際に効果がでるかというとそれはむなしいほど役に立ちません。一回一回の授業の意味をよく理解いて技術を手に染み込ませなければなりません。  

 

 

現在は治療家の手を作る為クラスメートと一緒に2~3週間に一度勉強会を開催しています。勉強会の開催場所は東京都内にあるということで当院で行っています、もうすでに80回ぐらい開催しています。

 

 

先日は内臓の触診を復習しました。腹部は表層から皮膚 脂肪層 筋層 大網 小腸塊と階層によって組織が変わってきます。例えば大腸を触診する場合この階層をキチンと意識して、皮膚を通過し腹筋をよけ最後にやっと大腸にコンタクトすることができます。やみくもに、おおざっぱに侵入しても決して到達することはできないのです。

 

 

解剖学的に正確な知識とそれに基づいた訓練をしなければ内臓の触診はできないのです。治療の対象となるところがが骨なのか靭帯なのか又は内臓なのか対象になる組織にソフトにかつ正確にコンタクトできなければ治療はできないのです。

 

 

オステオパシーの最も大事なことは1)解剖 2)解剖 3)解剖と創始者のATスティルは言っています。  

 

 

それも解剖書に書いてあることを単に覚えるということだけでなく、頭で描いたことが 実際に触れることができる生き解剖学を身につけなければならないのです。  

 

 

本物のオステオパスを養成するスティル・アカデミーはとても素晴らしいと実感しています。オステオパスを目指している方、又治療の仕事をしていてなかなか結果が出せない方、スティル・アカデミィ・ジャパンの門を叩いてみてはいかがでしょうか。

 

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