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東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

40代女性 常に目まいの不安が、、、目まいシリーズ(2)

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皆さまこんにちは丸山オステオパシー治療院 院長の丸山稔一です。今回は目まいの症例の第一回目の症例を報告します。

 

 

44歳女性   10日前に突然激しいめまいに襲われたと来院されました。5年前にも同じ様なことがあり半年間病院に通ってやっと落ち着いたが常に目まいの不安を感じていることのこと。  

 

 

今回も病院に行かれ検査も受け特別重大な問題はないといわれ目まい止めに薬を処方され、しばらく飲んでいるものの一向に治らないとのことでした。

 

 

オステオパシー的診断をいつものように行いました。問診のときに目まい以外にも常に頭痛にも不安を抱えている様子でしたので頭蓋骨も念入りにチェックしました。  

 

 

すると頭蓋骨に一番底にある後頭骨の動きがとても悪く下の第一頸椎にくっついているような感じがしました。そして第一頸椎と第二頸椎の間も問題を起こしていました。頸椎の横に横突起という少し横に出っ張っている部分があります、この頸椎の横突起の中を右側と左側に一本づつ椎骨動脈という血管が通っています  

 

 

この血管が下から上に脳に向けてまっすぐ伸びてきますが第一頸椎のところで  急に角度を変えて頭蓋骨の中に入っていきます。つまり第一頸椎の位置、動きは椎骨動脈にとても影響を及ぼします。  

 

 

右の第一頸椎が横に出っ張りそこで動が悪くなり右側の血流が左に比べ少し悪くなり、この血管は後頭部の小脳に栄養供給しますから、脳の血流のバランスが悪くなったと推測されます。  

 

小脳は体のバランスをコントロールする一番要になっているところですからそれで目まいを起こしたと思います。施術は後頭骨を正常に動くようにし、横に出っ張っていた第一頸椎をもとの位置に戻しました。  

 

 

この方はこの一回の施術で目まいは治りました。この時はまずは目まいの症状を取り除くことを目的に行いましたが 、その後何回かに分けてなぜそうなったのかを考え根本的な原因を取り除く施術を行いました。

 

 

いまではすっかり治り安心して生活をしていると患者様はおっしゃっていました。医師の治療を受けても尚、完治しない方は一度オステオパシーの治療を受けてみることをお勧めします。

 

お問い合わせは以下WEBサイトよりお待ちしております。

 

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