丸山稔一院長ブログ | 東京 | 西日暮里 | 丸山オステオパシー治療院

東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

女性の尿漏れの悩み。

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女性の尿漏れの悩みは実はとても多いです。

 

一つには高齢になると多くなる傾向にあります。

 

もう一つは出産後に多くなります。

 

男性の前立腺の問題をテーマにしたブログの中でも書きましたが、

 

膀胱は骨盤の一部の恥骨の裏にあります、尿がたまれば膀胱は大きくなりますので

 

しっかりつなぎとめられています。

 

つなぎとめているものは恥骨膀胱靭帯です。

 

この恥骨膀胱靭帯がうまく機能するには、骨格が正常であることが必要です。

 

骨盤が本来の位置にきちんとあること、

 

又膀胱に近い内臓、例えば子宮・卵巣・結腸などが

 

正常な位置にあり機能が正常であることが必要です。

 

女性は妊娠2~3ケ月から産後2・3日にリラキシンというホルモンが分泌し体中の靭帯を緩めます、

 

骨盤の一部の恥骨は真ん中に恥骨結合という靭帯がついています、リラキシンの分泌

 

によって恥骨結合が緩み、恥骨が左右に広がり産道ができるのです。

 

出産が終わるとホルモン分泌もなくなり、恥骨は元の位置に戻ります。

 

ところが人によって元の位置に恥骨がキチンを戻らないときがあります。

 

したがって出産後に腰痛になったり、尿漏れになったりする方がいるのです。

 

最近、60代女性の治療をしていて、この患者様はめまいを主訴に来院をされて何度かにわたり治療をしています、そのなかで内臓の治療もしていました

 

その施術の途中で実は最近尿漏れが治ってきています、と話してくれました。

 

あまりひどくなかったのでいわなかったのだそうです。

 

内臓治療と骨盤の矯正をした結果、膀胱にもいい影響が出たのでしょう。

 

このように女性はなかなか言い出しづらい症状とは思いますが、

 

ぜひ積極的にオステオパシーの施術を受けてほしいと思います。

 

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