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東京・荒川区西日暮里にあるオステオパシー専門治療院の院長ブログ はじめまして院長の丸山稔一です。

フランス オステオパシー学校の実技試験無事通過

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フランスの学校は6年間あります。

 

今私は4年目に入ったところです。

6年間のなかで主要科目につては実技試験、筆記試験ともにすべて合格しなくてはなりません。(あたりまえですが。) この試験は一言で言うと大変厳しいです。

 

単なる通過儀礼のようなテストではありません、 ほんと、だめなものはだめというポリシーを感じます。

 

 

実際、不合格の人は何度でも追試があります。

 

何しろ、この学校を卒業すればフランス人であれば国家資格が認定されるわけですから。

 

少し前に四肢(肩・肘・手首、股関節・膝・足首)の実技試験がありました。

 

頭蓋骨と背骨・骨盤を除いた全ての関節の動き、機能を理解することはもちろん

 

それを前提としたテクニックが評価されます。

 

今回の試験を担当したのパオロ・バロバロ先生でした。

 

彼は出身がイタリアですから陽気なラテン系ののりで授業を行うですが、 一転、試験ではジキルとハイドのように雰囲気が変わました。

 

自分は上肢は肩関節で下肢は膝関節が出題されました。

 

まずは肩関節についてどこに機能障害があるか、それに合わせたテクニックを評価されました、実技を行いながらでもその関節の方向とか特徴について、又何故そのテクニックを使うかなと口頭で質問ぜめされます。

 

誘導尋問ありひっかけの質問ありと、あらゆる角度から質問を浴びせかけられました。 次にかれは突然学校では教えていないテクニックをやれと要求してきました。

 

わたしは、それは習っていませんと返答すると。

 

ではあなたがここで考えてみなさいと言いました。

 

つまり先生が要求しているのは単に授業の丸暗記ではなく、十分理解をして、いかに応用できるかということを審査しているのです。
 

この学校の生徒を真のプロフェッショナルにさせる意気込みを感じます。

 

結果的には無事試験は通過しましたが、改めてこの学校の厳しさレベルの高さを感じました。

 

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