梅雨になると調子が悪くなる
治療院の前の紫陽花がとてもきれいに咲きました。
日当たりが良くない事と風通しが良いことが幸いしたのか
毎年きれいに咲いてくれます。
紫陽花の季節になるとなぜが患者様のがずがふえてきます。
人間も動物の一種類ですから、自然環境にとても影響をうけます。
都会で生きていると人間と自然環境のかかわりをほんとうに感じにくいですが
天気、温度、湿度が明らかに体の好不調に関係します。
しかし梅雨になっても全員が不調を感じるわけではないですよね。
膝が痛い、腰が痛いなど症状は体の中にたまった問題が積り続け
何かのちょっとしたきっかけで現れます。 南極に浮かぶ氷山のようなものです、
海の上に顔をだすのはほんの一部で、その下には何倍もの氷が隠れている
のと同じです。
例えばぎっくり腰の患者様にどのようなときにギクッとなりましたかと聞くと
ほとんどの方が大したことをしていないこと言われます。
例えばティシュを取ろうと軽く後ろを振り向いたとか、歯磨きをして口をゆすごう
としたときとか、いつもやっている普通の動作のときにおこることがほとんどです。
梅雨の季節になるとどこかが痛くなることも同じことといえます。
本人は意識していなくても体の中のどこかに機能障害が隠れているのですね。